職業柄、肩関節周囲炎(通称:五十肩ってやつ)を治療する事がある。
この五十肩ってやつは、いろいろな総称で「五十肩」って呼んでいるだけで、
20代のねーちゃんから、80代のじーさんまでみんなに「五十肩」や「四十肩」
っていう診断名を付ける。内訳の中にもいろいろあって、重い腱板断裂や、
ただの打撲症状ってこともある。その症状ってやつが、内訳の通り多彩なんだけど、
かなりの確立で回旋筋に痛みを生じることが多い。要するに、腕をひねったりする
動作。日常生活の諸動作で言えば、頭の後ろに手を回したり(結髪)、腰の後ろに
手を回したりする動作(結帯)が障害されるってこと。女性であれば、下着に手が
回らないとか、男性であればケツに挿した財布が抜き取りずらいとか様々ある。
前置きが長くなった上にボヤきは数行だけど、
変な話し「おしりを拭く」ときにも重要な動作となるこの回旋筋。ふと思ったんだけど、
おしりを拭く時っていうのは前から?後ろから?一体どっちが多いんだろう。。。
俺?俺は…さておき、痛くてお尻が拭けないって患者さんがいたら前から拭けばいい
と答えてしまうけどね。